ごあいさつ
新型コロナウイルスという思いがけない災害により、不安、不自由、不況が続いています。なるべく早く、落ち着ける日々を取り戻したいものです。
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このたび、相談室ぱどる/ぱどる行政書士事務所 を大阪府堺市に開設いたしました。
さまざまな相談に乗り、生活設計、生活支援、患者支援といったソーシャルワークに取り組むとともに、後見、遺言、相続、死後事務を中心に、行政書士の業務も行います。両方を組み合わせて、お役に立ちたいと考えています。
(公的な保険などは適用されないので、サービスは原則として有料です)
人生には、いろいろな困りごとが起きてきます。そこで社会保障、福祉、労働法制などが整備されてきたのですが、関係する制度は広範囲かつ複雑です。それらの大半は「申請主義」で、自分から申請しないと使えないうえ、窓口も制度ごとの縦割りがまだ多く、一般の人々が十分に活用することは簡単ではありません。
一方、家族のありようは変わりました。単身世帯の増加に加え、仕事、地理的な距離、互いの関係といった事情で、生活上の支えを家族に頼れないケースが増えています。
とりわけ高齢の人、障害をもつ人、病気の人、それらの家族・親族、ひとり暮らしや老々世帯の人などは、生活上の困りごとや将来への不安を抱えています。
各種の手続き・契約、金銭管理、医療上の意思決定のように、公的制度で十分にカバーされていない領域は多々あります。判断能力が低下したときの支援、相続争いの防止のように、法律を使う必要のある課題も少なくありません。
そこで、分野を越えた総合的な相談、短期・長期の実際のサポート、医療分野の患者支援、さらに相続や死後への備えまで、幅広くサービスを提供したいと考えました。
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代表の原昌平は、長年、読売新聞大阪本社の記者として社会保障、医療などの取材報道にあたりました。在職中はお世話になりました。2019年9月に退職し、今後は直接の支援や問題解決に力を注ぎたいと考えました(言論活動も続けます)。
スタッフ(相談主任)の原智恵子は、弱い立場にある人たちの味方になりたいと思い、これまで複数の職場で、対人援助の仕事にたずさわってきました。
民間で行う事業で、新たな領域に乗り出す部分もあります。幅広い方々と連携しながら取り組みます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
事務所は南海堺東駅の近くです。各種の問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。
2020年夏
相談室ぱどる/ぱどる行政書士事務所
原 昌平 原 智恵子
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